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症例紹介

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虫歯・歯周病・小児歯科

歯根破折。自覚症状なし。

2015年03月31日


30歳の男性の患者さんです。

 

今まで何度か左上の奥歯の歯茎が腫れてたとのこと。

 

レントゲンで確認すると、気になってる歯の周りの骨に怪しい影が・・・

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CT(3次元で骨の中や歯のレントゲン撮影ができます)を撮って確認すると、やはりこの歯を取り囲むように骨が溶けています。hiro_7 hiro_6 hiro_5

歯を取り囲むように骨が溶けてしまい、歯が上下左右に揺れていると、抜歯になります。

抜いた歯を見てみると、

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歯にヒビが入っています。

このヒビから細菌感染を起こし、歯の周りの骨が溶けてしまっていたのです!!!

この歯は10年ほど前に歯の中の神経をとった歯だそうです。

虫歯などで、歯の中の神経をとる治療を行うと、神経の中に流れる血液が運んでくれてた酸素や栄養分が行かなくなるので、歯は枯れ木と同じ状態でもろくなります。

かみ合わせによる強い力がかかったり、普通に食事をしていてもヒビが入ったり、折れたりするリスクが上がるのです。

この患者さんもいつの間にか歯にヒビが入り、歯茎のところに膿の袋が何度もできてたけど、痛みがないから放置していたとのことでした。

この患者さんとは、抜歯前に治療のメリット・デメリットをお話し、歯茎が治った後にブリッジ治療を行うこととなりました。

『一度治療したから大丈夫』、『2~3日で痛みが引くから歯医者行かない』は危険です。

痛みが出たら早めに治療、痛みがなくても定期的な歯科受診をおススメいたします。

ブログも更新してるので、ぜひご覧下さい♪

http://ameblo.jp/sakurazakaminami/

 

 

 


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